WORRIES

お悩み相談

  • 通常抜けた毛はどのくらいの日数で生えてくる?毛周期とAGAの関係とは

    通常抜けた毛はどのくらいの日数で生えてくる? 毛周期とAGAの関係とは?

    通常抜けた毛はどのくらいの日数で生えてくる?毛周期とAGAの関係とは

    健康な人でも、1日に平均して50~100本ほど髪の毛は抜け、そして生え変わります。数字で見ると多いように感じますが、実際には日常生活で気にならない程度の抜け毛です。しかし毛量が気になっているという男性にとっては、「抜けた髪の毛はどのくらいで生えてくるのか」という点はやはり気になりますよね。また、今の抜け毛が本当に問題のない抜け毛なのか、心配だという方も多いかと思います。そこで今回の記事では、通常の抜け毛がどのくらいで生え変わるのか、健康な人の毛周期とAGAを発症している場合の毛周期の違いや関係について詳しく解説をしていきます。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    AGA,薄毛,治療,柏崎,医師

    健康な人の毛周期はどのくらい?

    健康な髪の毛は、実は一度生えたらそのまま伸び続けるわけではありません。「毛周期(ヘアサイクル)」と呼ばれる一定のサイクルを繰り返しながら、自然に抜けて新しい髪へと生え変わっています。そのため、毎日50〜100本程度の髪が抜けていても、毛周期が正常に機能していれば過度に心配する必要はありません。しかし、毛周期が乱れると髪が十分に成長する前に抜けてしまい、徐々に薄毛が目立つようになることがあります。まずは、健康な人の毛周期がどのような仕組みで成り立っているのか、生え変わるまでにどのくらいの期間がかかるのかについて見ていきましょう。

    毛周期は「成長期・退行期・休止期」の3つで構成されている

    健康な髪の毛の毛周期は、「成長期」「退行期」「休止期」という3つの期間を繰り返しながら生え変わっています。成長期は髪が太く長く伸びる期間で、通常は2〜7年ほど続くとされています。退行期は髪の成長が止まり、毛根が徐々に縮小していく約2〜3週間の期間のことです。退行期時点ではまだ髪の毛は抜けません。退行期を経て休止期に入ってから、ここでやっと古い髪が自然に抜け落ちるていきます。そして次の新しい髪が毛穴の中で成長を始めていくのです。ここまでが一連の健康な人の毛周期です。また毛周期は全ての髪の毛に一気に起きるのではなく、髪は1本ずつ異なるタイミングで毛周期を繰り返しているため、一度に大量の髪が抜けることはなく、常に一定の毛量が保たれています。そのため「髪の毛が生え変わっている」という実感は少ない方が多いです。しかし健康な頭皮では、この毛周期が正常に繰り返されることで、髪が継続的に生え変わり続けています。

    抜けた髪は約3〜4か月後から新しい髪が生え始める

    毛周期の流れを見ると、「髪の毛が抜けたら、すぐに次の髪が生えてくる」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際には髪の毛が抜けても、新しい髪がすぐに頭皮の表面へ現れるわけではありません。休止期に古い髪が抜けたあと、毛穴の中では新しい髪を作る準備が始まり、一般的には約3〜4か月かけて新しい髪が成長を開始します。その後は成長期に入り、1か月あたり約1cm前後のペースで少しずつ伸びていきます。このように、通常髪はすべてが同じタイミングで生え変わるのではなく、それぞれ異なる毛周期で成長と脱毛を繰り返しています。そのため、毎日一定数の髪が抜けていても、別の毛穴では新しい髪が育っているため、毛量が大きく減ることはありません。毛周期が正常に保たれていれば、抜ける髪と生えてくる髪のバランスが維持され、目に見えて薄毛になることなく自然な生え変わりが繰り返されます。

    毎日50〜100本程度の抜け毛なら基本的に心配ない

    髪の毛は約10万本あるといわれており、そのすべてが同じタイミングで生え変わるわけではありません。それぞれ異なる毛周期で成長・休止を繰り返しているため、健康な人でも1日に50〜100本程度の髪が自然に抜けるのは正常な範囲とされています。季節の変わり目などで一時的に抜け毛が増えたり、シャンプーやブラッシングの際に抜け毛が目立つこともありますが、長期間多いと感じるような抜け毛が続いていたり、日常生活で抜け毛が特別目立たないのであれば気にしすぎる必要ありません。正常な毛周期でも毎日髪の毛は抜けているということを知っていれば、慌てることなく過ごすことができます。

    AGA(男性型脱毛症)になると毛周期はどう変わる?

    健康な人の毛周期では、髪の毛は十分な期間をかけて成長したあとに自然と抜け、新しい髪へと生え変わります。しかし、AGA(男性型脱毛症)を発症すると、この毛周期が乱れてしまうことが大きな特徴です。AGAは遺伝による発症が多く、患者の8割が遺伝によって発症していると言われていますが、実際にはどのようにして抜け毛や薄毛になっているのか、その仕組みが分からないという方も多いかと思います。そこでここでは、AGAによって毛周期がどのように変化するのか、正常な毛周期との違いや、放置するとどのような影響があるのかについて詳しく解説していきます。

    AGAでは成長期が大幅に短くなる

    健康な髪の毛の成長期は一般的に2〜7年ほど続きますが、AGAを発症すると成長期が数か月から1年程度まで短縮されることがあります。成長期が短縮されることで髪の毛十分に育たないということに加えて、通常よりも早いタイミングで退行期・休止期へ移行してしまうため、太く長い髪を育てるだけではなく維持することができなくなってしまうのです。その結果、細く短い髪が増え、通常よりも速いスピードで髪の毛が抜け落ちていってしまうため、髪全体の密度が低下していき「薄毛」の状態になってしまいます。抜け毛の本数自体は健康な人と大きく変わらない場合でも、生えてくる髪が十分に育たなくなるため、徐々に薄毛が進行していくのがAGAの特徴です。AGAの原因のもとは遺伝とホルモンの影響によって引き起こされるものですが、その影響が実際に毛周期に及ぶことで、大量の抜け毛や薄毛を発症します。

    抜けても太い髪ではなく細い髪しか生えてこなくなる

    AGAでは毛周期が乱れるだけでなく、毛根を包む組織である毛包の働きも徐々に低下していきます。毛包は髪の毛を作り出す管状の組織で、髪の毛のもととなる毛母細胞が根本にあります。つまり、毛包は髪の毛を作り出すためにとても大切な組織と言えます。しかしAGAでは毛包の働きが低下するため、一度髪が抜けても以前のような太くしっかりした髪ではなく、産毛のように細く短い髪しか生えなくなることが増えていってしまうのです。この現象は「軟毛化」と呼ばれ、AGAの代表的な特徴の一つです。「最近髪の毛が細くなった」「手触りが柔らかくなった」という方は、既にこの軟毛化が進んでしまっている可能性があります。細い髪は十分なボリュームを出せないため、髪の本数が極端に減っていなくても地肌が透けて見えやすくなります。結果として髪の毛の生え変わりは続いているものの、髪の質が変化することで薄毛が目立つようになるのです。

    AGAによる毛周期の乱れは自然に改善することは少ない

    一時的なストレスや生活習慣の乱れによる抜け毛であれば、原因が改善されることで毛周期が正常に戻るケースもあります。しかし、AGAは男性ホルモンや遺伝的な要因が関係している進行性の脱毛症であるため、自然に毛周期が元通りになることはほとんどありません。放置している間も成長期は短いままとなり、細い髪への生え変わりが繰り返されることで、薄毛は少しずつ進行していきます。「薄毛対策や抜け毛対策を頑張っても効果がない」という方は、AGAによる毛周期の乱れによって健康な髪の毛を失っている可能性が高いのです。

    AGAによる毛周期の乱れはどうやって治療する?

    AGAによって乱れた毛周期は、自然に元へ戻ることはほとんどありません。そのため、毛周期を改善し、健康な髪が育ちやすい状態を取り戻すためには、AGAの原因に合わせた適切な治療を受けることが大切です。現在のAGA治療では、抜け毛の進行を抑える治療と、発毛を促す治療を組み合わせることで、乱れた毛周期の改善を目指します。症状や進行度によって治療方法は異なりますが、早い段階から治療を始めるほど効果を期待しやすいとされています。ここでは、AGAではどのような治療が行われるのかについて解説します。

    抜け毛の進行を抑える「フィナステリド・デュタステリド」

    AGAの主な原因は、男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)へ変換され、このDHTが毛根に作用することで毛周期が乱れ、髪の成長期が短くなってしまうことです。成長期が短縮されると、髪は十分に太く長く成長する前に抜け落ちるため、細く短い髪が増え、薄毛が徐々に進行していきます。フィナステリドやデュタステリドは、このDHTの生成を抑えることでAGAの原因へ直接アプローチし、抜け毛の進行を防ぐ治療薬です。短くなってしまった成長期を正常に近づけることで、毛周期の乱れを改善し、健康な髪が育ちやすい状態を目指すことができます。すぐに新しい髪を生やす薬ではありませんが、継続して服用することで抜け毛が徐々に減少し、一般的には3〜6か月ほどで効果を実感し始める方が多いとされています。フィナステリドやデュタステリドは、AGA治療の基本となる治療薬として広く使用されており、「今ある髪をできるだけ維持したい」「これ以上薄毛を進行させたくない」という方に適しています。

    発毛を促す「ミノキシジル」

    ミノキシジルは、毛根への血流を促進し、毛母細胞の働きを活性化させることで発毛を促す治療薬です。AGAによって短くなってしまった成長期を延ばし、休止期にある毛包を再び成長期へ移行しやすくする働きが期待されています。そのため、細く短くなってしまった髪が太く長く成長しやすくなり、髪全体のボリュームアップや薄毛の改善につながります。また、ミノキシジルには頭皮へ直接塗布する外用薬と、服用する内服薬があり、薄毛の進行度や体質、治療方針に応じて選択されます。発毛を促す効果が期待できる一方で、乱れた毛周期が改善されるまでには時間がかかるため、効果を実感するまでには一般的に3〜6か月程度継続して使用することが大切です。治療開始直後には、一時的に抜け毛が増える初期脱毛が起こることもありますが、これは新しい毛周期へ移行する過程で見られる反応の一つと考えられています。

    症状に合わせて注入治療や再生医療を行うこともある

    AGAの進行度によっては、内服薬や外用薬だけでなく、頭皮へ有効成分を直接届ける注入治療(メソセラピー)や、成長因子を利用した再生医療が選択されることもあります。これらの治療は、毛母細胞や毛包の働きをサポートし、発毛しやすい頭皮環境づくりを目的として行われます。特に薄毛が進行している場合や、より高い発毛効果を目指したい場合に、内服薬・外用薬と組み合わせて実施されるケースも少なくありません。治療内容はクリニックや症状によって異なるため、医師と相談しながら自分に合った方法を選ぶことが重要です。

    より安心して薄毛予防・治療と向き合うために

    AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。

    関連する記事

  • SEARCH